皆様のおかげでクリニックも一歳になりました。感謝します。一年前の記念すべき一回目の訪問は施設に入所されている脳梗塞後のかたでしたが、一年経った記念すべき一回目の訪問も同じ方ではじまりました。患者数0からスタートのクリニックでしたので、この方を訪問診療させていただけたことは、本当にありがたいことでクリニックにとって大切な、大切な命です。この方を紹介してくださった知人の女医さんに感謝の気持ちが溢れます。何もわからない状態でしたのでいろいろ教えてくださった多くのほかのクリニックの先生にも心から感謝します。おかげさまで患者数はカルテ番号では250近くなり看取りも月に4件程度。とりあえず継続できる状態になってきました。過去を振り返り一回目のピンチは6月で、経済的に苦しかった時に人件費が高額になって事務さんがいなくなった時でしたが、考えてみればその時にSOINという心強い訪問看護ステーションがそれまた最強の外注医療事務さんを紹介してくれて、その事務さんがなんと昔一緒に働いたことのある知ってた方でクリニックを救ってくれました。そのころ、もみじという頼りになる訪問看護ステーションの看護師と、認知症でご飯を食べることを忘れて貧血も進みHGB3台だった寝たきり患者様に輸血をして、どうやったら患者さんが命を大切に生きることができるようになるか、みんなで考え、今では元気になってすたすた歩くようになって、クリニックに喜びをもたらしてくれました。人工呼吸器はつけないと自分で決めて潔い生き方をしたALSの患者様との出会いも一生の思い出です。第一地域包括センターからいっぱい患者さんを紹介してもらって、すごい素晴らしい命との出会いがありました。地域に助けられ地域につながらせていただいていることを感じています。思い出を掘り起こすと限りないです。言い尽くせない感謝があります。ここで書ききれない感謝があります。
4月現時点の職員はインターンの大学生医療事務と運転手してくれている方の2人ボーイズ。外注の事務の林さんを含めて3人ボーイズがクリニックを支えてくれています。また一年がんばります。どうぞよろしくお願いいたします。